この度、第16回日本健康･栄養システム学会を、2016年6月25日（土）、26日（日）の2日間、公立大学法人福岡女子大学において開催させていただくこととなりました。医療･保健･福祉･教育現場で生活習慣病の予防や改善に関わっておられる多くの皆様のご参加をお待ち申し上げます。
　本学会は、全ての人が生涯にわたり健康に過ごせるよう、健康・栄養ケアを科学的論拠に基づいてシステム化することを目的に、栄養ケア･マネジメントが必要な実践現場に、科学的根拠（エビデンス）と的確な活用手段（ツール）を提供する研究や、臨床栄養師等栄養ケア･マネジメントを担う人材の育成に取り組んでいます。
　今回の第16回大会では、九州支部の会員が連携して「栄養ケア･マネジメントの連携システム～健康寿命の延伸を目指して～」をテーマに、全国の学会員と関連の皆様をお迎えして開催させていただきます。
　特別講演を厚生労働省老健局長三浦公嗣先生と久山町研究第一人者清原裕先生にお願いし、医療･介護保険制度改革と栄養ケア･マネジメントや臨床栄養師育成など、本学会ならではのトピックスを取り上げ、シンポジウムやリレー講演、教育講演を開催いたします。各分野の第一線でご活躍の先生方から、ホットで有意義な話題をご提供いただき、ご参加下さる皆様の知的好奇心を満足させ、日々の業務に役立てていただければ幸いです。
　発表は示説のみですが、企業展示と併設して、巡回・質疑応答時間を十分設けることにいたしております。また、学会前日の24日（金）には臨床栄養師継続研修を、25日（土）の夕方には懇親会を、福岡女子大学内で開催、皆様に新しい情報と出会い、楽しい思い出を持って帰っていただけるよう努めております。
　なお、学生さんや栄養ケア･マネジメントに関心をお持ちの皆様にも気軽にご参加くださいますよう、皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。

第16回日本健康･栄養システム学会
大会長　早渕　仁美
(公立学校法人福岡女子大学　教授)